質 問
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回 答
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すぐに植えつけができません。ポット苗の管理方法を教えてください。 |
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水切れに注意してください。ブルーベリーはひげ根浅根性のため、乾いてしまうと根が水をはじいて水の吸い上げが悪くなり弱ってしまいます。ポット苗は植え替え前提で販売しています。根の成長のためにも一日も早く植え替えしていただくことをおすすめします。保管場所は、日当たりよく風通しのよい場所にしましょう。 |
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鉢の選び方を教えてください。 |
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ポット苗より2〜3まわり大きいサイズを選びましょう。(2年生苗12cmポット、3年生苗は18cmポットでお届けしています)深さ30cm程度のスリットポットをおすすめします。 |
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どのような用土を使ったらよいですか。 |
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ブルーベリーの育成に好適なのは水はけのよい酸性土壌です。ピートモス等を混ぜて土壌改良することをおすすめします。
詳しくは、「ブルーベリーの植え付け」をご覧ください。 |
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肥料をたくさんあげればたくさん実りますか。 |
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ブルーベリーは肥料が少なくて枯れることはありませんが、与えすぎると根を弱らせたり、樹ばかりが成長し実がつかない原因にもなります。また、調子の悪い樹に安易に肥料を与えてしまってもよくはなりません。適切な時期に適量施しましょう。詳しくは、「ブルーベリーの育て方」をご覧ください。 |
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実つきが悪い、実がつかない。 |
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実のつきがうまくいかない原因はいくつか考えられます。
・1本だけで植えている
1本でも実る品種もありますが、他花受粉することで実がつきやすくなります。同系統2品種以上を一緒に育てることをおすすめします。都市部の住宅地でしたら、訪花昆虫が少ない可能性もあります。その際は人工受粉が必要です。観察してみてください。
・土壌が酸性ではない
ブルーベリーは酸性の土壌を好みます。ピートモス等を混ぜて土壌改良することをおすすめします。
・肥料が多すぎる
特にチッソ分が多いと樹・葉の成長に栄養がいってしまい実つきを悪くすることがあります。少なめにしてみてください。
・ときどき水やりを忘れる、乾燥しやすい場所に植えている
ブルーベリーは浅根ひげ根のため乾燥させると吸水が悪くなり弱ってしまいます。西日が強く当るなど乾燥しやすい場所に植えている場合はマルチングなどで乾燥を防いでください。 |
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マルチングは必要ですか。 |
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ブルーベリーの根は乾燥に弱いため、落ち葉・刈り草・バークチップなど有機物を株元に10cmくらいの高さで施すことをおすすめします。 |
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防鳥対策は必要ですか。 |
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ブルーベリーの実は、鳥たちにとって魅力的な食料で鳥害被害にあいやすい作物です。また烏は一度場所を覚えると繰り返し訪れる習性があります。コストはかかりますが、防烏ネット(網目20mmほど)を使い作物を完全に囲うことができれば、被害を大幅に減らすことができます。 |
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森林利用でブルーベリーを育てることはできますか。 |
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ブルーベリーは日当たりよく、通気性のよい場所でよく育成します。森林は日当たりが心配です。あまりおすすめはできません。 |
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休耕田にブルーベリーを植えたいのですが。 |
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水田跡地は一般的に粘土質土壌で水はけが悪く、ブルーベリーにとって大変過酷な土壌条件となりますのでおすすめいたしません。 |
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営利栽培10aの植え付け本数を教えてくだい。 |
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「ブルーベリーの育て方」をご覧ください。 |
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地植えでの植え付けの間隔はどれくらいがよいですか。 |
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「ブルーベリーの育て方」をご覧ください。 |
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成木1樹の収量はどれくらいですか。 |
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ハイブッシュ系ノーザンハイブッシュ 2〜4kg
ハイブッシュ系サザンハイブッシュ 2〜4kg
ラビットアイ系 5〜10kgを期待できます。 |
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冬の防寒対策は必要ですか。 |
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基本的に寒さに強いため不要です。雪国などでは株全体の枝をしばって対処しますが、雪のない地域ではそのまま越冬できます。 |
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雨よけは必要ですか。 |
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雨がたくさん降ると吸収した水分で果実が割れてしまう場合があります。
裂果がみられた場合は、野菜栽培用の資材などを流用し雨よけ対策を行ってみてください。
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季節外れ(11月)に花が咲きました。 |
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一般的に4月ごろに咲いてきますが、天候が不順だったりすると秋に狂い咲きしてしまうことがあるようです。そのままにしておいても結実を助ける昆虫など少ない時期なので実ることはないと思われます。養分が摂られ翌年の実つきが心配と思われる方は摘み取ってください。枝ごと切ってしまわないようにしてください。 |
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ピンクレモネードの実つきをよくさせる方法はありますか。 |
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果実の収量は不規則で、春先の気温に関係が深いです。遅霜が降りた時は減少するようです。
また、肥料の与えすぎもよくないため控えてみてください。 |
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受粉樹との距離・間隔を教えてください。 |
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訪花昆虫(ミツバチなど)が媒介する範囲の距離でしたら多少離れていても大丈夫かと思われますが、10m以内をおすすめします。 |
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摘果すると実が大きくなりますか。 |
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実の込み入った部分を摘んだらよくなったという方もいらっしゃいます。効果は出ているようです。 |
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石灰硫黄合剤は散布したほうがよいですか。 |
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石灰硫黄合剤は病害虫の殺虫・殺菌の両方の効果をもつ農薬です。休眠時期に実施されている生産者さまもいらっしゃいますが、弊社では行っておりません。規定量などは、薬剤販売メーカーさまへお問い合わせください。 |
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現在8号の鉢植えで楽しんでいますが、将来どの位まで鉢増しできるでしょうか。 |
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鉢増しする場合は2周りくらい大きな鉢に植え替えることをおすすめします。根の周りがよく張ってきたら休眠期に行ってください。大鉢になりますとかなりの重量になりますので60リットル鉢が限界かと思われます。 |
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定植するために必要な未調整ピートモスの量は。 |
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ハイブッシュ系を営利栽培する場合は、1本の苗木に対して50〜100リットルが必要です。植え付け時のピートモス量が少ないと順調に生育していきません。一般的に植え付け時に混入すれば、毎年追加する必要はありません。土壌条件が整えば順調に生育します。 |
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ブルーベリーを植栽する土壌のpHを知る方法は。 |
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営利栽培が目的の場合は、お住いに隣接する農業改良普及センター・普及所等で検査されることをおすすめします。ご自分で簡単に測ってしまいますと、土壌サンプルによっては誤差が生じる場合が大きいためです。簡易的に測りたい場合は、市販されている土壌酸度計などをお使いになってみてはいかがでしょうか。 |
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植え付けて5年になりますが、樹高が80cmほどしかありません。 |
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品種によりますが、考えられる原因は下記の場合が多いです。
・1樹当たりのピートモス量が少ない。1樹に対し、50〜100リットルのピートモスが必要です。
・ピートモスを適量混入していても水はけが悪い土壌に植えた場合、過湿により根腐れを起こしている可能性があります。ブルーベリーは、日当たりよく、通気性のよい場所でよく育成します。環境も観察してみてください。 |
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年に何回、どのくらい肥料を施せばよいですか。 |
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春と果実が終わったあとのお礼肥の2回が一般的です。市販のブルーベリー専用肥料を使用する場合は袋の表示に従って施してください。 |
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